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2009.01/13 [Tue]
桃李言わざれども 下自ずから渓(みち)を成す



1月11日11時、東京池袋ホテルメトロポリタンで甥Tの結婚式がありました。
甥Tは私の妻の兄の長男で、東京でS大学の助教を務めています。当日結婚式に先立ってホテルの一室で親族紹介の式がありました。新郎側は、両親・祖母、叔父・叔母と姉・弟・妹・従兄弟・従姉妹がなんと30人近くもいて・・・
「桃李不言下自成蹊(とうりいわざれども、したおのずからみちをなす)」、大学時代、誰も知らなかったけれど彼はソフトテニスで県内一般ランキング第2位だったとのこと。今日始めて聞いたと言う主賓の教授は、そんな彼だから今日こんなに多くの先輩後輩が集まっていると話しました。そんな祝辞を聞いていて、明治の良き時代を描いた大映映画『末は博士か大臣か』のタイトルを思い出していました。昔、男が目ざす出世の頂点は博士か大臣。しかし今や大臣は猫の目のように変わり、一方、博士も大臣に劣らず悲惨で、大学院博士課程を出ても常勤ポストにありつけず長年非常勤のままが多いというが・・・それでも甥はすごい奴だと思って帰ってきました。
「次は誰の番だろう?」・・・口さがない叔母さんたちの興味の的は、そのことにあるのでした。
【桃李不言下自成蹊】 桃やすももの木は何も言わなくても、美しい花やおいしい実をつけるから、それを慕って人が集まるので、木の下に自然に道ができる。徳のある人のもとには、その徳を慕って、自然に人々が集まってくることのたとえ(史記) 甥の勤務する成蹊大学の校名はこの言葉に由来するとのこと。
翌1月12日。三鷹市にある宮崎駿の「三鷹の森ジブリ美術館」を、孫と一緒に見てきました。この日東京の空はよく晴れていて、電車の中には成人式に行く途中の若い人たちも乗っていて・・・新宿で中央線に乗り換え、三鷹駅で降りて、玉川上水沿いの道をぶらぶらと歩いて約10分、井の頭公園のはずれに美術館がありました。
・・・・迷子になろうよ、 いっしょに。〜
入り口を入って階段を降りて右側に「動きはじめ」の部屋があって、そこにトトロの立体アニメがありました。円形に配置されたメイちゃんやトトロの人形は全て動作が少しずつ違っていて、それが超高速で回転してストロボが点滅すると・・・なわとびをするさつきとメイ、その回りをちょろまかと走っていく小トトロ、傘を持ったトトロがジャンプして・・・人形達がまるでほんとうに動いているように見えるのです。
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2階の部屋には(といっても、地階から始まるので感覚的には3階ですが)部屋一杯に猫バスがデ〜ンとあって、まっくろくろすけもいて、小さな子どもたちが大はしゃぎで遊んでいました・・・私もバスに乗って昼寝をしたかったけど、小学生以上お断りでした。残念!

ネコバスルームの脇から螺旋階段を上っていくと・・・屋上に優しい顔で佇む5メートルもあるロボット兵。ジブリ美術館の守り神なのだそうです。館内は写真撮影禁止でしたので、ここ屋上は唯一恰好の記念写真ポイントでした。

ロボット兵の後をさらに奥へと進めば、木々や草が生い茂る原っぱで、井の頭公園の中に溶け込んで行くような感じがしました。
孫はポニョのパズルを叔母ちゃんに買ってもらって大喜び。私はピンバッジを買いたかったけど我慢して・・・ 迷子になるのがほんとに楽しい美術館・・・でした。





葉月さま あなすたしあさま
子連れの若いパパママも、子どもを連れないカップルも、小さな子どもも、小学生も中学生も・・・みんな同じようにキラキラと目を輝かせて、はしゃいでました。それから白髪の爺さんも。
私は常設展示室「映画の生まれる場所(ところ)」最初の部屋に置かれた大きな宝の箱を見てました。係りの人が「どうぞお開けになって」というので、ハイっと開けて見てきました。
ピンバッジ・・・この次の楽しみに取っておきました。竹箒にまたがったキキが気に入ってます。あとは・・・黒猫のジジと・・・一個たしか525円でした。(財布の中に私の小遣いは入ってなかったのです)