いきいき牧場の夢

日本一の知的障がい者施設を目指す4年目施設長の夢と試行錯誤の日々

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出張 −北の国まで・3−共働学舎新得農場−

9月24日(水)

 午後、共働学舎新得農場を訪問しました。
 北海道・十勝平野の西の玄関、新得町。この町の通称“牛乳山”と呼ばれる山のふもとに、共働学舎新得農場があります。身体が不自由だったり、精神的に安心できなかったりで一般の学校や会社に行かなかった人、行きたくない人、牛が飼いたくてやってきた人など、さまざまな人が色々な理由でここに集まってきています。
 共働学舎とは、宮嶋信一郎氏が自由学園の教師を50歳で退職し、1974年郷里の長野県北安曇郡小谷村で心身にハンディのある人たちとの生活「共働学舎」を設立したのが始まりで、現在長野県小谷村の2カ所(立屋地区、真木地区)北海道の3カ所(寧楽、新得、沼田)、東京の南沢の通所のクッキー作り作業所、東京事務所に合わせて約150人がメンバーとして生活しています。2006年、特定非営利活動法人(NPO)となりました。 
(共働学舎HPより)

新得農場 共働学舎新得農場の代表は宮嶋望氏、東京生まれ、創設者宮嶋信一郎氏のご長男です。自由学園を卒業後、アメリカ、ウイスコンシン州立大学で酪農学などを学び、1978年、新得共働学舎を設立。今年30周年を迎えました。
 代表の望氏は、23日東京で理事会があり、新得農場には24日夜に帰るとのことでした。お会いする前に農場内を見学しておいた方が話しが早いだろうというご配慮で、お帰りになる前にお邪魔したというわけでした。
新得農場 お邪魔したのは「共働学舎交流センター・ミンタル」です。 応対してくださったのは代表の奥様で、訪問のごあいさつの後、メンバーの小○さんを紹介していただき、彼の案内で農場内を巡らせていただきました。
新得農場 10数頭の子牛がいて、小○さんが「何時までもこの位の大きさでいれば可愛いのに」と、頭を撫でていました。
新得農場 右側が母屋で一階が食堂・ホール、二階が男子寮です。左側が新築のグループホームで、泊めていただく二階のゲストルームにいったん荷物を置いて、農場内を案内してもらいました。
新得農場 新得農場 夕方4時半、搾乳の時間というので牛舎に行きました。搾乳の間に牛舎の中の清掃を済まし、そこへ搾乳を終えた牛たちが戻ってきの夕食です。 


9月25日(木)
新得農場 新得農場 牧場のナナカマドは葉が落ちて赤い実だけでした。

 8時から母屋で朝食をいただきました。代表の宮嶋望氏と懇談ができました。新得農場には30年の歴史があります。60人の障がい者との30年に及ぶ生活と、乳牛飼育やチーズ作りのこと、マザーテレサとの思い出など、いろいろと示唆に富むお話を聞くことができました。
新得農場 新得農場 10時からお客様が来るというので、交流センター・ミンタルに移動しました。チーズ、コーン人形、絵はがきをお土産に買って・・・帰りは12:05発の特急ですので、11時過ぎ、新得農場をお暇しました。

新得農場 道のすぐ脇に羊がいて、男性が餌をやりにきたところでした。「羊は何という種類ですか?」と声をかけましたが、見向きもせずに帰ってしまわれました。

 私どもの法人名は「いきいき牧場」ですが、今いる動物は柴犬の雑種犬が一匹だけ。こちらには、乳牛、肉用牛、豚、馬、羊に鶏がいました。敷地は78町歩。規模も作業種目も比較できないほど差がありますが、心には共通するものがあると感じて・・・触発されることの多い実りある二日間でした。


共働学舎新得農場:http://www.kyodogakusha.org/
NPO法人共働学舎:http://www.kyodogakusya.or.jp/shintoku/index.html

 テレビのニュースに大雪山系の旭岳の雪景色が写っていました。
 新得農場へは午後にお邪魔する約束でしたので、午前中、新得駅から1キロ離れたSL広場へ行き、そこから続くポッポの道を歩いてみました。
SL広場 以前に自家用車で北海道を走った時に、見た記憶があったのです。
ポッポの道 旧国鉄狩勝線の線路跡にSLが置かれ、遊歩道が続いています。
丘の上レストラン 丘の上レストラン もう少しでそばの里に着くという時に雨が降り出しましたので、丘の上のレストランで早めの昼食をとって、新得まで戻りました。ゴアテックスの雨具が役に立ちました。

 丘の上レストランでは乗馬コースもありました。残念ながら時間がなくて・・・
 HPを見つけましたのでご覧ください。
 Village432:http://www4.ocn.ne.jp/~v432/photo/index.html
 

私が歩いたのは、下の狩勝ポッポの道2の逆コースです。
狩勝ポッポの道1:http://hokkaido-tanken.com/tankentop/right/footpath/006/006.html
狩勝ポッポの道2:http://hokkaido-tanken.com/tankentop/right/footpath/007/007.html

*Comment

ご縁をありがとう 

ちかおばちゃんと呼ぶのは申し訳ないですね
ちかちゃん 様とでも・・・

新得農場とのご縁続きで、よろしくお願いします。
本当に素晴らしい農場でしたね。職員を派遣して研修生活をしてもらおうかとも考えています。

それから、桜チーズはこの次の楽しみにしてきました。
  • posted by 哲老 
  • URL 
  • 2008.10/08 12:05分 
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ご縁を感じます 

Anneさんのブログコメントでおほめの一票をいただき、ありがとうございます。
しかも、ここには新得農場・・・・
私も実は9月15日に新得農場に行ってきたところです。
いのちのふるさとに帰ってきたような、
ほんとうによい牧場でした。
春にはぜひ、桜チーズを食べてみてくださいね。
絶品です。
  • posted by ちかおばちゃん 
  • URL 
  • 2008.10/07 18:00分 
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mackyさま 

行って参りました。

新得農場では馬君にお近づきのしるしに人参2本あげてきました。目が可愛いですし首筋が暖かくて好きです。(首筋しか撫でたことがないのです)

ちなみに、私の若い頃の夢は馬に乗って高原を駆けることでした・・・これは見果てぬ夢のままになりそうです。(両親の田舎では馬を飼っていましたし、父は乗馬が得意で、裸馬に乗っていたと聞かされて、憧れていたのです)
  • posted by 哲老 
  • URL 
  • 2008.09/29 21:14分 
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出張お疲れ様でした。

とても素晴らしい牧場ですね。
私は、週1回、障害者乗馬のボランティアをやっているんですが、動物に接する時の子ども達の顔はとても素敵です。
みんな馬房掃除や馬の世話を進んでするんですよね。自分に頼ってくる存在がうれしいのかな?とも思います。

ちなみに、私の小さい頃の夢は牧場経営でした…(余談です)
  • posted by macky 
  • URL 
  • 2008.09/29 19:24分 
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yuko さま 

初めまして、コメント有難うございます。

>娘のために農場体験休暇にしようと
素敵なご家族ですね。自然の中で体験を通して得たものには、教室や書籍で得られる知識以上に、人生にとって大切なものがありますから。

yukoさんのブログも拝見させていただきました。畑違いとも思える私のブログに目を留めていただき、感激と恐縮をしています。
素敵な活動と仰っていただいたお言葉を励みに老骨に鞭打って頑張ります。

  • posted by 哲老 
  • URL 
  • 2008.09/28 21:11分 
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初めまして! 

足跡からやってまいりました!
とっても素敵な活動をされているのですね!
とても感動しました。
このような活動を率先してやっておられる方に感銘を受けます。
私も微力ながら何かできないものかとよく思いをめぐらせております。

牧場ってやっぱり魅力的ですね!
我が家族は次回の休暇をもうすぐ4歳になる娘のために
農場体験休暇にしようと話していたところです。
自然に触れて動物達と触れ合って、
自分たちがいつもお世話になっているミルクがどこから来るのかとか、
何気なく口にしているお肉はどういぅ動物から授かったものかとか
是非体験させたいなって思っています。

素敵なお話ありがとうございます!
又遊びに参ります!
  • posted by yuko 
  • URL 
  • 2008.09/28 17:04分 
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プロフィール

元気丸の哲老

Author:元気丸の哲老
 ハローワークで障がい者の相談窓口、障害者雇用対策、出向で障害者職業センター勤務等を経験。職安行政から、独立行政法人へ、そして障がい者福祉の現場に転身した知的障害者入所更生施設施設長です。
 若い頃は障がい者ボランティア、結婚後は町内会・PTA・子ども会・ボーイスカウトで活動。夢は障がい児スカウト団の発足と四国遍路。
 4男1女で長男長女は結婚、家で妻との二人暮らし。趣味は尺八、紙芝居、ご朱印集め、他諸々。岩手県盛岡市住。

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