
私の家から職場までは13キロの距離です。渋滞になる時間より少し早く、市街地に入らないコースなので比較的スムーズなのですが、雨が降ったり少し遅く家を出たりすると渋滞に巻き込まれて身動きが取れなくなります。
そんなときはメイン道路を外れて横道に入りワープします。住宅地の中の細い道で、車同士の擦れ違いが不可能な道路です。学童通学路にもなっていますので、坂道の途中には見守り隊の先輩が立っています。去年までは一人でしたが、最近人数が増えました。楽しそうな朝の一時に見えますが、毎日のことですからご苦労さまです。
今朝の通勤途上での話題をもうひとつ。
盛岡には南北に北上川が流れていて、お隣宮城県の石巻市まで200キロ流れていきます。この北上川の支流の一つに中津川がありますが、この川は市内中心部を横切って、市庁舎や県庁舎のすぐ近くを流れて行きます。
その合流点から約10キロ上流の橋、浅岸橋で今朝写真を撮りました。
太平洋岸の石巻から上ってきた鮭が数10匹、バシャバシャと尻尾で水を跳ね上げながら、必死で泳いでいたのです。背びれも尾びれも200キロ以上の長旅で傷だらけで白く擦り切れています。故郷の川に帰ってきて、浅瀬の小石を鼻先で掘って産卵するのです。前で泳ぐメスが体を震わせて産卵すると、すぐ後ろに寄り添って泳いでいるオスが同じようにして精子を出します。


産卵を終えた鮭は、そこで息絶えます。

街では橋の上から行き交う人たちがけなげな鮭に声援を送ります・・・今ではすっかり盛岡の秋の風物詩になりました。
地元紙岩手日報のニュースでもっと綺麗な鮭の写真をご覧ください。
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20080923_P
秋、中津川を上ってくる鮭を橋の上から見ていると・・・中島みゆきさんの「ファイト」を思い出します。この歌の「魚たち」が鮭なのかどうかは分からないのですが・・・10数年前、ボーイスカウトでカブスカウト隊(小学3〜5年生)の隊長をしていた時、スカウトたちと一緒に歌いました。私は歌詞カードを見なければ歌えませんでしたが、彼らはスラスラと歌っていて・・・懐かしい思い出です。
http://jp.youtube.com/watch?v=zAVAwvKpokw彼女の歌が聞こえます。宜しければどうぞ。
ファイト 中島みゆき・作詞作曲あたし中卒やからね 仕事をもらわれへんのやと書いた
女の子の手紙の文字は とがりながらふるえている
ガキのくせにと頬を打たれ 少年たちの眼が年をとる
悔しさを握りしめすぎた こぶしの中 爪が突き刺さる
私 本当は目撃したんです 昨日電車の駅 階段で
ころがり落ちた子供と つきとばした女のうす笑い
私 驚いてしまって 助けもせず叫びもしなかった
ただ恐くて逃げました 私の敵は 私です
ファイト! 闘う君の唄を
闘わない奴等が笑うだろう
ファイト! 冷たい水の中を
ふるえながらのぼってゆけ
暗い水の流れに打たれながら 魚たちのぼってゆく
光ってるのは傷ついてはがれかけた鱗が揺れるから
いっそ水の流れに身を任せ 流れ落ちてしまえば楽なのにね
やせこけて そんなにやせこけて魚たちのぼってゆく勝つか負けるかそれはわからない それでもとにかく闘いの
出場通知を抱きしめて あいつは海になりました
ファイト! 闘う君の唄を
闘わない奴等が笑うだろう
ファイト! 冷たい水の中を
ふるえながらのぼってゆけ薄情もんが田舎の町にあと足で砂ばかけるって言われてさ
出てくならおまえの身内も住めんようにしちゃるって言われてさ
うっかり燃やしたことにしてやっぱり燃やせんかったこの切符
あんたに送るけん持っとってよ 滲んだ文字 東京ゆき
ファイト! 闘う君の唄を
闘わない奴等が笑うだろう
ファイト! 冷たい水の中を
ふるえながらのぼってゆけあたし男だったらよかったわ 力ずくで男の思うままに
ならずにすんだかもしれないだけ あたし男に生まれればよかったわ
ああ 小魚たちの群れきらきらと 海の中の国境を越えてゆく
諦めという名の鎖を 身をよじってほどいてゆく
ファイト! 闘う君の唄を
闘わない奴等が笑うだろう
ファイト! 冷たい水の中を
ふるえながらのぼってゆけファイト! 闘う君の唄を
闘わない奴等が笑うだろう
ファイト! 冷たい水の中を
ふるえながらのぼってゆけ
ファイト!